女性活躍推進の問題点は女性の意識と男性の意識の違い

みなさん、こんにちは!
女性社員マネジメントコンサルタントの塩崎真士です。

5月4日の愛媛新聞朝刊の1面に、
とても興味深い記事が出ていました。

男女平等「実現せず」64%

記事にはこう書かれています。

憲法が保障する男女平等が「実現していない」「あまり実現していない」
と思う人が計64%に上ることが、5月3日、共同通信が郵送方式で
実施した世論調査で分かった。女性が70%、男性が57%で、男女差が
目立った。分野別では「政治の場」と「社会通念やしきたり」で、
男性優遇と答えた人が80%超。

~中略~

女性が各分野のリーダーになるために必要なこと(二つまで回答)は
「男性の抵抗感をなくす」が59%、「家事や育児、介護などとの
両立支援を進める」が55%と多かった。

さらに2面にはこのように書かれています。

男女平等の状況を分野別で尋ねると、「社会通念やしきたり」
「職場」「家庭生活」で「男性が優遇されている」との回答が
それぞれ81%、64%、46%と高い割合だった。

~中略~

家庭生活に関しては、男女で評価が割れた。男性の55%が「平等」と
回答し、「男性優遇」の33%を上回った。対象的に女性は「平等」が
37%にとどまり、「男性優遇」が58%と逆転。男性の自己評価が
高いのに対し、女性は厳しく見ている格好だ。年齢別では、若年層
(30代以下)だけ「平等」が「男性優遇」を上回った。
「社会通念やしきたり」「職場」「政治の場」では、男女ともに
「男性優遇」との回答が多数を占めた。

  

男性にはとても耳が痛いお話ですね・・・。

でも、

これが現実です。
これが現実なんです。

男性は「すごくやっている!」と自己評価していますが、
女性はそれを冷静にドライにシビアに見ているってこと。

私の経験上の話しですが、

「すごくやっている!」

と思っている人ほど、さほどしていません。
なぜか?
謙虚さが足りないからです。

謙虚な人は、「すごくやっている!」と思うのではなく、
「まだまだ全然できていないな」と思うのです。
だから、「まだまだ全然できていないな」と思う人の
女性の評価は高いはずです。

 

私は、小さい頃から父に尽くす母の姿を見てきました。
父は3交代勤務であったこともあるのですが、
家事は一切しませんでした。ザ・戦前生まれの男です。

母は働きながら家のことを全てしていて、
父が家事をしないことに文句は一切言いませんでした。
それを見てきましたから、それが当たり前と思って
いたのです。
でも母は幼い私にいつもこう言っていました。

「結婚したら、奥さんに優しくしてあげるんよ」

父が優しくなかったわけではないのですが、
超変人で超気難しい人でしたから、
母は大変な思いをしていました。

ただ、父の名誉のために言いますが、
父はとても子煩悩で、休みの日はいろいろなところに
ボクと姉を連れて行ってくれました。

そんな家庭で育った私は、
結婚後もそんな接し方をしていたのです。
できないという言い訳のもと、家事は一切しませんでした。

子供が生まれても、すべて妻任せ。
遊びには連れていったり、風呂に入れたり、
オムツ交換などはしましたが、
夜泣きしても知らん顔。
妻はかなり腹が立っていたでしょうね。

私は今でこそ少しはするようになりましたが、
そのきっかけは転職です。

女性95%で産休・育休取得率100%の日本一の惣菜チェーンに
入ってからです。

女性とお仕事をする中で私の価値観は大きく変わりました。
社長も女性でしたから、とことん鍛えられました。

惣菜の会社ですから、料理・片付け・掃除は当たり前です。
店長やマネージャーになれば、率先してしなければ
いけませんからね。

転職したときは、炊飯器でご飯を炊くことすら
できませんでしたから
料理本を買って家で練習をたくさんしました。
そんなことで、家事がだんだんできるように
なっていったのです。

転職前、妻が出かけるときは、
私のご飯を作ってから出かけていましたが、
今はなにもありません。
冷蔵庫の中を見て自分で作ります。

子育て中に家事がもっとできていれば
妻はラクだったでしょうね。


個人的な考えです。

男性の家事はこれから必須です。
自分自身が体験して、よーくよーくわかりました。

家事ができれば、
会社・職場で活かせます、仕事にも活かせます。

料理や片付け・掃除のテクニックが活かせる
ということではなく、

「気づく力」と「人を喜ばせる力」が養えるってこと。

男性は圧倒的にこの力が足りないから
新聞記事にあるように、
女性との大きな大きなギャップが生まれるんです。
このギャップを埋めること・縮めることこそが
男性が今すぐやるべきことです。

女性活躍推進

令和4年 4月 1日より女性活躍推進法の適用が広がります。
ご存知ですよね?

従業員301人以上の企業が対象でしたが、
101人以上が対象になります。
101人は契約社員さん・パートさんも含みますから
結構な企業が対象になりますよ。

ご承知と思いますが、

制度だけつくってもなんの意味もありません。
制度だけつくって「ウチはやってるよ!」なんて言うと
女性から大きな反発を招きますよ!

大事なのは、

男性と女性のギャップを埋めること。
そのためには、
男性の女性に対するモチベーションを上げること。
これが必須です。
この共育こそが、今、男性に求められていることです。

ところで、いつからこの共育を始めますか?

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