女性活躍推進をどんどん進めていくためには、
女性活躍推進に対し、女性をポジティブにすればいい!
そのためには、
男性に3つの力をつけてほしい!
3つの力とは、
共感力
直働力
感謝力
この3つです。
前回は、2つめの直働力についてお話ししました。
(前回を読まれていない方はコチラをご覧ください)
⇒⇒⇒ 女性活躍推進を進めるために男性に必要なことはすぐ動くこと
直働力とは、「すぐに働く」こと。
「働く」は、「人のために動く」と書きますよね。
だから、誰かにお願いされたことは、すぐに動くことが大事。
すぐに動くことで信頼関係を高めていくのです。
男性同士でもすぐに動いてくれる上司に対しては
信頼感が高まるでしょう。
女性は男性以上にすぐに動いてくれる人に対して
信頼感が高まります。
ですので、女性との信頼関係を高め、女性活躍推進を
スムーズに進めるためには、女性のお願いごとに
すぐ動くことが大事なのです。
今回は3つめのお話をします。
3つめは、感謝力です。
この感謝力はとてもとても大切です。
あなたは一日にどのくらい感謝を伝えていますか?
あなたは、一日にどのくらい感謝を伝えていますか?
感謝の言葉として真っ先に思いつくのは「ありがとう」ではないでしょうか。
ゴディバジャパン株式会社は、ホワイトデーを「ありがとうを贈る日」
としたことを機に、「ありがとう」と伝える頻度や手段についてアンケート調査を
実施しました。
■調査対象:20~60代の男女各250名 計500名
■調査機関:2019年2月9日から11日
■調査方法:インターネット
※結果はすべてゴディバジャパン調べ
調査結果によりますと、「ありがとう」を伝えている頻度は、一日平均14.1回。
20代男性が最も多く29.4回。60代男性が最も少なく3.5回。
男女ともに、年齢が上がるにつれて回数が減り、特に男性は50代以上になると
大きく減少することがわかりました。
20代男性が多いのは、接客業についている方がお客様に対して言っているのも
含むため多くなったこともあるようです。
伝え方については、「ありがとう」を声に出して伝えている回数は一日平均9.7回。
全体から4.4回減っていますが、これはメールやSNSで伝える場面も多いためでしょう。
最も多いのは20代女性の16.8回。逆に最も少ないのは60代男性の2.4回でした。
「ありがとう」を伝える相手は、男女ともに最も多いのが家族。
仕事関係(接客業のお客様は除く)は、男性が3番目、女性は4番目でした。
あなたの「ありがとう」は、この調査結果と照らし合わせてみていかがですか?
なぜ、ありがとうを言わないのか?
「ちょっとボールペン貸してくれない?」
「ちょっとこの荷物を持ってくれない?」
「ちょっとコピーとってくれない?」
このようなお願いごとや頼まれごとをされたことはないですか?
実は、私たちは、このようなお願いごとや頼まれごとを
なんと一日に204回もされているのです。
ちょっとしたお願いごと・頼まれごとから、会社の方向性に関わることまで、
毎日毎日いろいろなお願いごと・頼まれごとをされています。
では、相手のお願いごとや頼まれごとをしてあげたとき、
あなたはなにを期待しますか?
おそらく多くの方は、相手から「ありがとう」と言われることを
期待しているでしょう。
しかし、時間を割いてしてあげたにも関わらず、
「ありがとう」もなにも言わない人はいませんか?
そのとき、あなたはどう思いますか?
腹を立てたり、残念だなと思ったり、もう二度とするもんか!と思ったり
するかもしれません。
なぜ、相手がしてくれたにも関わらず、「ありがとう」を言わないので
しょうか?
考えられる理由は3つです。
1.プライドが高い
2.やってくれて当たり前と思っている
3.人の喜ばせ方を知らない
1.は、相手を下手に見ている場合に言えない・言わないことが
あります。
「なぜ目上の自分が言わないといけないのか?」
そんなことを思ってしまうのかもしれません。
2.は、そのお願いごと・頼みごとが自分の仕事ではなく、
相手の仕事だと思いこんでいることが考えられます。
また、自分にとっては簡単なことなので、わざわざ「ありがとう」を言う
ほどのものではない、こんなこともあるのではないでしょうか。
3.は、相手がなにをすれば喜ぶか、その喜ばせ方を知らないことが
考えられます。
喜ばせ方を知らないのは、経験の差ではなく、イメージ力の差なんです。
相手はあなたからの「ありがとう」を待っている!
「ありがとう」と軽い気持ちで言えばいいのに、でも言えない・・・
こんな問題を抱えていませんか?
たった5文字の「ありがとう」。
言葉は簡単ですが、「ありがとう」の意味はとてもとても深いです。
だから、なかなか「ありがとう」を言う勇気が出ないんですね。
でも、この「ありがとう」。
たった5文字に大きな大きな効果があるんです。
「ありがとう」が言える人と言えない人にはどんな差があって、
言うことでどんな効果が期待できるのでしょうか?
ゴディバジャパンの調べによりますと、
「ありがとう」を言える人は言えない人に比べ、幸福度も年収も高いという
結果になりました。
その差は、幸福度が10点満点で1.1点、年収は20万円以上もあったのです!
また、「ありがとう」と伝えている人ほど、パートナー(配偶者や恋人)と
仲が良く、満足度も高い傾向があることもわかりました。
さらに、91.0%の人が文字より声に出して「ありがとう」と言われる方が
8.4倍嬉しいということもわかりました。
恐るべし!「ありがとう」の効果!
「ありがとう」のような感謝を伝える言葉は、究極のプラス言葉。
昔から言霊と言われるように、言葉には大きな力があると言われています。
プラス言葉を言うと、脳はプラス感情・プラス思考になります。
プラス感情・プラス思考になると、表情・態度がよくなり、
表情・態度がよくなると、良い行動をするようになります。
だから、幸福度も満足度も上がり、その結果として年収が上がっていく
のでしょう。
「ありがとう」を言う人は、配偶者・恋人などパートナーと仲が良いという
結果をご紹介しました。
これを職場に置き換えると、一緒に働く仲間です。
仲間と仲がいいほうが仕事がうまくいくのか、
仲が悪いほうが仕事がうまくいくのか。
おわかりですよね!
「ありがとう」を伝えて、明るく元気で楽しい職場にしませんか?
まとめ
今回は、男性が女性活躍推進を進めるために必要な3つの力の
感謝力のお話をしました。
感謝(ありがとう)を伝えることがどんなに大切で効果があるか、
おわかりいただけたと思います。
おわかりいただけたら、あとは行動するのみ!
あなたの職場が感謝にあふれることを願っております。