『女性活躍推進』
私にはすごく身近なことで、
女性が活躍するのは当たり前の感覚なのですが、
日本全体ではまだまだという感じのようですね。
国が本腰を入れてやろうと思ったのは
2015年8月。
女性活躍推進法が成立したときです。
『女性活躍推進法』
(正式名:女性の職業生活における活躍の推進に関する法律)
とは、
仕事で活躍したいと希望するすべての女性が、
個性や能力を存分に発揮できる社会の実現を目指す
というものです。
正直、
今の日本は、男尊女卑的な考えがまだまだ
残っています。
政治家の発言や
スポーツ指導者のパワハラ的指導など
問題がどんどん出てきています。
本当は、
女性活躍推進のための課題をクリアしていきたい
ところなのでしょうが、
今は悲しいことに情けないことに
女性活躍推進に立ちはだかる問題点を
モグラたたきのように潰している状況です。
ぶっちゃけた話し、
私は「女性活躍推進」という言葉が嫌いです。
なんか、偉そうに聞こえません?
しかも、女性が活躍していないようにも
聞こえてしまいます(私だけ???)。
冒頭で言いましたが、
私にとって女性の活躍はすごく身近なことで、
女性が活躍するのは当たり前って感じです。
だって、私の周りには、活躍している女性が
たくさんたくさんいますから(^^)
今、仕事を一緒にしている仲間には
たくさん女性がいます。
みなさんキラキラ輝いてますよ!
もうすぐ74歳になる母親は
43,4年は働いています。
しかも74歳を目前に転職を考えていて、
つい先日、退職しました。
あるお店で働いていたのですが、
母親が辞めてから売上が落ちたとか・・・。
オカン、大活躍してたんや!!!
母親が売上をつくってたなんて
めっちゃスゴイことです!
私の妻も長年働いています。
パートですがお客様とも仲良くして
活躍しているようです。
さらにさらに、
私の前職は、
女性比率95%の日本一の惣菜チェーン
でした。
従業員はグループ全体で約1000人。
その95%が女性ですよ!
店長もパートさんもみんな女性。
しかも、定年という考えがない会社でしたから
何歳でも働けます。
正社員の最高齢は80歳の女性!
めっちゃすごいでしょ!!!
産休・育休の取得率は100%!!!
新卒採用をしていましたが、
女性は結婚・出産することを採用時に想定していますから
なんの問題もありません。
むしろ、みんな大喜びしていました!
男性は裏方です。
私はマネージャーをしていましたが、
女性のお困りごとを解決することが仕事でした。
そんな会社で16年間働いていましたから
女性活躍推進という言葉とは無縁。
だって、もうすでにみなさん大活躍ですから(^^)
男性の私が言うのもなんですが、
「女性の活躍を推進しよう!」なんて、
男性の表面的なエゴのように思ってしまいます。
女性が活躍している姿を見ていない、
女性が活躍している姿を見ようとしない、
女性が活躍していることを認めようとしない。
いろんな理由をつけて、
女性がガンガン活躍するのを妨げようとしている、
私はそんなふうに感じてしまいます。
もちろん、女性の活躍を応援したり、
支えている素晴らしい方もたくさんいらっしゃいます。
でもでも、まだまだ、
そのような方が少ないのではないでしょうか。
なぜ、女性の活躍を妨げるのか?
それは、男性の嫉妬心と私は思います。
女性が活躍するのが怖いんですよ、男性は。
出世できない、立場がなくなる、居場所がなくなる、
そんなことを思うのではないでしょうか。
私は男性だからよくわかります、その気持ち。
女性活躍推進の課題や問題点は、
社内の制度をつくったりとか、
マネジメント手法などの小手先のことではなく、
男性の『心=メンタル』をつくることです。
男性が心の底から、
女性にどんどん仕事をしてほしい!
女性の力を貸してほしい!
女性ともっともっと仕事をしたい!
と思うようになることこそが
一番取り組むべきことと思います。
私は前職で女性とお仕事をさせていただいて
すごく楽しかったですし、
たくさんたくさん助けていただきました。
たくさんの女性のおかげで、
業績はめちゃくちゃ好調でした!
帝国データバンクの調査によりますと、
2020年の女性管理職比率は7.8%。
諸外国に比べると圧倒的な低さです。
管理職になっている女性が少ないですし、
管理職になりたいと思っている女性も少ないようです。
なぜか?
男性に受け入れられないから
と私は思います。
男性が受け入れれば、
管理職・リーダーになりたい女性は
絶対に増えますよ。
家庭との両立ができない という
課題・問題点があるというかもしれませんが、
そんなことはどうにでもなります。
短時間勤務でも管理職・リーダーはできます!
私の経験です!
女性活躍推進
まずは、男性が『心=メンタル』を整えましょう!
これこそが今一番すべきことです。
これができれば、
女性活躍推進の課題や問題点はすべて解決しますよ(^^)