「女性活躍推進をしたいけど、
課題や問題点がたくさんあってなかなか進まない・・・」
こんなことをよくお聞きします。
みなさんの会社ではいかがですか?
女性活躍推進は国の政策の中でも最重要項目の一つ。
もっとスピード上げて進めたい!と国は思っていますが、
企業は女性活躍推進にいろいろな課題や問題点を抱えていて、
なかなか進まないようです。
では、女性活躍推進にどんな課題や問題点があるのでしょうか?
ここで、みなさんにお聞きします。
みなさんは、女性活躍推進にポジティブなイメージをお持ちですか?
それとも、ネガティブなイメージをお持ちですか?
パッと感じてみてください。
感じられましたか?
こんな調査結果があります。
株式会社リノパートナーズが行いました
【男女別】女性活躍推進2.0実態調査2019 。
この中に、「女性活躍推進にどんな印象があるか?」という
設問がありました。
女性、男性にそれぞれアンケートを取ったところ
このような結果でした。
アンケートに答えた女性のうち、
女性活躍推進にポジティブなイメージは35%、
ネガティブなイメージが14%。
一方男性は、女性活躍推進にポジティブなイメージは53%、
ネガティブなイメージが8%でした。
女性と男性に大きなギャップがあるという結果。
これ、すごくおもしろいですね!
女性活躍推進ですので、
ポジティブイメージは女性の方が圧倒的に多いと思いきや、
男性の方が多いとは。
この結果に、
女性活躍推進の大きな大きな課題と問題点が見えます。
女性活躍推進の大きな大きな課題や問題点がなにかと言いますと、
それは、
女性活躍推進にポジティブな女性が少ない
ということ。
これは本当に大きな大きな課題・問題点です。
逆に言うと、
女性活躍推進をどんどん進めていくためには、
女性活躍推進に対して、女性をポジティブにすればいい!
ってことです。
さらに質問!
女性活躍推進にポジティブなイメージをお持ちの男性は、
女性活躍推進がポジティブになるようにどんなことを
していますか?
女性をポジティブにするためにどんなことをしていますか?
女性活躍推進にポジティブイメージということは
なにかをしているからそうなんだと思います。
なにをしていますか?
女性活躍推進や女性をポジティブにするために
多くの企業がしていることがあります。
それは、
制度・ルール
をつくること。
産休・育休取得制度(男性含む)、短時間勤務制度、
育休復帰後の役割(業務内容など)、それらに伴う給与、などなど。
制度・ルールをつくることはもちろんもちろん大事です。
ちなみに、みなさんの会社では制度・ルールが、
制度・ルール通りに100%運用されていますか?
されていればもちろんOK!
とてもとてもすばらしいです。
でも、制度・ルールを運用できていない会社が
多いと聞きます。
みなさんの会社はいかがですか?
●産休・育休の取得制度・ルールはあるけど、誰も取得していない
●短時間勤務の制度・ルールはあるけど、誰も短時間勤務していない
●産休・育休から復帰後は元の職場に戻れるようになっているけど、
違う部署に配属になった
このようなことが起きていませんか?
制度・ルールをつくれば、すべてうまくいくでしょうか?
答えは NO! です。
交通ルール、みなさん守っていますか?
日本の法律で最も守られていないのは交通法だそうです。
だから、制度・ルールをつくっただけでは100%うまくいかないのです。
なぜかというと、制度・ルールを運用するのは人だからです。
では、どうすればいいのでしょうか?
どうすれば、女性がポジティブになり、女性活躍推進にポジティブに
なるのでしょうか?
それは、
男性のみなさんが、
女性を喜ばせる言動をすること
です。
女性のみなさんに喜んでいただければ、
女性のみなさんはプラス感情になりますので
ポジティブになります。
女性のみなさんを喜ばせることができれば、
男性のみなさんもプラス感情でポジティブになります。
女性も男性もプラス感情でポジティブになれば、
すべてがポジティブに進んでいきますね!
女性が女性活躍推進にポジティブになるために今すぐすること、
それは、
男性が女性を喜ばせる言動をすることです。
女性は男性より弱い立場です。
男性のみなさんには、女性を守るヒーローになってほしいと
思っています。
男性のみなさん、ヒーローになりましょう!
そのために、私は3つの力が大事とお伝えしています。
次回は、この3つの力についてお話いたしますよー!